Exhibition Vol239 [Man's Land]
Landscape Vol188
「記憶の大地」 Vol 7
諫早1997から。
「日本形体景」
Hasselblad 500CM 80mm RVP
不思議な光景が目の前に広る、ひび割れた大地に無数の小さな木が生えていた。露出した潟底の貝や蟹を山から降りて来た鳥達が食べ、山で食べた木の実の種が糞の中に混じっていたのだろう、排水完了後、数ヶ月が過ぎ、泥の表層の塩分濃度が下がったので発芽したようだ、数日後この形のまま枯れてしまった。
ムツゴロウとアゲマキの碑が、何も無い畑の真ん中に立っていた。干拓工事開始と共に、この地の漁業組合が解散、その記念碑だそうだ。
Ricoh GR1 Fuji PRO400
八郎潟で撮った一枚の写真から、諫早までたどり着きました。それまで仕事と割り切って、写真を商売として考えてきましたが、この旅で出合った多く事や人が、自分の写真に対する考え方を大きく変えたようです。完
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記念碑がいなくなった「生き物」なのが哀しいですね。
by (2006-10-01 13:20)
農業従事者数>漁業従事者数
この哀しい方程式には、勝ち目が無いです。
by mine (2006-10-01 13:30)
何かのメッセージのようですね。不思議です。
by ccq (2006-10-01 15:56)
1枚目、静謐ですね。
by (2006-10-01 18:04)
一見して何かを伝えることができる。
写真の持つ強さだと感じました。
by (2006-10-01 22:31)
おひさしぶりです。。 1枚目 なんにも言葉でないほどの迫力です。
by chi-ran (2006-10-03 23:01)
すごいシリーズでした。
人の手で何かを生み出す事の難しさ。
生まれてきた命がすぐに滅っしていく土地。
記念碑もとても悲しく目に映ります。
by dragon-0913 (2006-10-04 06:25)
記念碑の天に向かうムツゴロウ、なぜだか断末魔を上げているようにしか見えません。哀しいけれど、中途半端で放棄しないこともここまでした責任のように思います。できるものなら、修復してほしいですが。。きっとそれはできないことなのですよね。。。
by JOY (2006-10-05 10:55)
諫早、知らない惑星だと思って撮ってみたいです。
タイミングが合えばご一緒したいですねー。
by きりきりととと (2006-10-07 00:01)