Exhibition Vol385：小野寺榮一山科生活：SSブログ

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Exhibition Vol385　[Day　by　day] [編集]

Day dy dayから。

3月4日　日曜日　晴れ

去年から気になっていた、生パスタ工房ランチャーノ。

上目黒、野沢通り沿い、福寿寺近くに店は在る。ラビオリとタリアテッレ4mm幅をお願いした。注文を受けてからご主人が、パスタをカットしてくれる。奥には大きなパスタマシン、ご夫婦でイタリアで修行されたそうだ。店内には、お二人が生活されていたイタリア中部の田舎町のオリーブオイルやトリュフのビン詰めも販売している。

ラビオリはトマトソース、タリアテッレはペペロンチーノにして、たっぷりのパルミジアーノであえた。うっ！美味い！滑らかな舌触り、感触、のどごし、乾麺とは全然違う感覚。ハマりそうだ。
http://lanciano.uf.shopserve.jp/

3月5日　月曜日　曇りのち晴れ

4月から、母校で週一回、講師をする事になった。今週中に、一年間の授業内容を考えなければならない。久しぶりに左脳を使う。考えては、自問自答する作業を、数日間続ける。

気が入らなくなると、ぶつぶつ独り言を言いながら左脳的散歩に出る。あ！仮面ライダー！

直ぐ、右脳的散歩になる。近くの焼き鳥屋のショーウインドー、気が付かなかった。それにしても、私には左脳が存在するのか？ショッカー・・・・・

3月9日　金曜日　晴れ

撮影用のレース生地を、新宿オカダヤへ買いに行く。生地の質、量がとても多く、気に入っている店だ。生地のテクスチャーや色を見ているだけも楽しい。

おっ！Blythe。ウエディング・ドレスが眩しい。

そう言えば、嫁に出したBlytheも、南に旅立ったらしい。

午後から六本木ゴトウ花店へ行く。

http://www.gotohanaten.co.jp/02open.html

この店のディスプレーは本当にセンスが良い。アレンジメントのヒントにもなる。

撮影用の花を選ぶ。美しい花と香りに包まれると、本当に幸せな気分。ここの花は一輪一輪がしっかりとしていて、撮影で裏切られた事は無い。思えばアシスタン時代、スタイリストのお姉さんの荷物持ちで来たのが始めてだった、それまで花屋に入ろうなって考えた事は一度も無かったが、撮影用に一輪一輪を確認しながら、真剣に花を選ぶスタイリストの姿にプロの凄さを感じたのを覚えている。

3月10日　土曜日　晴れ

光を探す。

デフュージョンされた光。

透過される光、自然光の光質は本当に素晴らしい。ただ自然光の撮影では、考えるひまは無い、光がどう動くか、先読みしなければならない、そこが難しい。

3月11日　日曜日　曇りのち晴れ

今日は光が、目まぐるしく変わり、色温度を設定し直すのが大変だった。日没で撮影終了。昨日、もっと撮影しておけば良かったと後悔。

夕食、かつおのサラダを作る。春鰹なのであまり脂が乗っていない、オリーブオイルで表面を焼き、たたき風にした。あ〜、凄い本物の鰹をが食べたい。四国（今は鰆かな）に旅に行きたくなった。

タイムセールで、プチベール（芽キャベツの種類）が安かったので、軽く茹でてばくばく食べた。

3月12日　月曜日　快晴

「駅名」

銀座へ。銀一レンタルに機材返却。

ここは、銀一カメラの斜め前に在る、ニューキャッスルと言う喫茶店。

ここの名物がカレーライス、ここではカライライスと言う。私が注文したのは、「つんかま、ダブタマ」そして、ビン入りのコカコーラ。

カレーの量を京浜東北線の駅名でたのむ。ダイエット用が「品川」普通盛りが「大井」大盛り「大森」そして一番量があるのが、つぎの駅名「蒲田」だ。何年前になるだろうか、初めてこの店に来た時、蒲田を食べた後、大森を注文したら、先代のご主人（銀座ではとても有名）に、次回からは「つんかま」と注文するようにと言われた。意味が最初は解らなかったが蒲田を通過する意味らしい。そして目玉焼き二つが、ダブタマだ。

あまり天気が良いので、西銀座から首都高速道路に乗ってしまた。汐留あたりから浜崎橋の風景が好きだ。

東京タワーの撮影ポジションも首都高からが最高だと思うが、難しいだろう。

3月13日　火曜日　晴れ

「鰻の味」

注文しておいた、新しいプリンターを銀一カメラに取りに行く。今年、50周年を向かえたそうだ。思えば、アシスタン時代、この店は勉強の場でもあった。当時、多くの人気カメラマン達が出入りし、時代の最先端の新しい機材や情報を聞く事が出来た。私は独立して25年、カメラマンとして銀一に口座が開ければ一人前と言われた時代、信用の無い駆け出しの私に口座を開いてくれた。現像所や他の感材屋さんも、銀一に口座を持っていると言うと信用してくれた。

店を出ると、どこからともなく、醤油のこげる、香ばしい香りが漂て来る。

この香り！「ひょうたん」の鰻だ。

関西風、蒸しが入らない。食感がぷりぷりとしっかりしている、タレもやな甘味がなく、香ばしく切れが良い。時々、無性に食べたくなる鰻だ。アシスタントの頃、ここの鰻を食べるのが夢だった。一人前になったら、銀一カメラで買い物をして、ひょうたんで鰻。ここの鰻を食べるたびに、あの頃を思い出す。

3月15日　木曜日　晴れ

「迷宮」

今年始めての作品作り、個展に向けて、最終的な方法を探す。

ライソンのボトルシステムと低彩度モノクロ専用インク、スモール・ガモット。現在の私の作品作りの基本になっている。
スモールガモット↓
http://www.nazdar.com/Lyson/small-gamut.html

銀一が新しく輸入した、MUSEO良いテクスチャーだ。インクと相性を探る。
MUSEO↓
http://www.crane.com/museo/

インクの流量調整にてこずるが、やはりスモールガモットインクの落ち着いた色が良い。

同じデータをPX5800、K3インクで刷り出す。確かに解像力、色の確かさは凄いのだが？迷宮にハマりそうだ。

2007-03-17 17:42 nice!(11) コメント(9) トラックバック(0)
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旅好きの彼女は、外に出すと本当にイキイキ輝いてましたよ＾＾
次はどこに行くんでしょうね。私も楽しみですが、その前に
県内とある場所で撮影したいと思ってます。時間ができたら＾＾；

個展は告知されてるものでしょうかね。
遠くてちょっと見に行けないのが残念ですが、成功祈ってます＾＾
by うらなみっこ (2007-03-18 09:55)