Exhibition Vol371

Day by dayから。

「Flowers」

unconscious

conscious

Apo Symmar 150mm 5.6 Polaroid Type 55 Neg

昨日、生けた薔薇を撮影する。窓からの自然光で無意識に一枚、ポラロイドをむくと、物足りなさを感じる。夕方、窓からの光が無くなる。タングステンライトでライティング、意識して一枚。写真の本質は手を加えない事？思いを写真で完結する事、偶然だけを待っていたら、千年かかる。無意識の中の意識が良いと思っていたが、意識した段階で無になってしまう。

コメント 8

意識というのはとても深いですね。東洋思想みたいです。
by (2007-02-12 20:39) 

２枚とも、意識下の深淵に沈んだ遠い昔の夢の花のやうに見へます。
by Abraxas XIV.　 (2007-02-12 21:49) 

量子力学みたいですね。「観察」による確認ではある状態の確認だけであり、その実在は「観察」では得られない・・・
by (2007-02-12 21:57) 

物足りなさは「光」だったのですね。
by (2007-02-12 22:00) 

>偶然だけを待っていたら、千年かかる。
わはは、神はサイコロを振らないって言ったのはアインシュタインでしたか。
by きりきりととと (2007-02-12 22:32) 

いつも楽しみに拝見しています。
体に染み付いた無意識な行為の中で偶然を必然に変えられる・・
究極的な職人技なのでしょうね。なんだか気が遠くなってきました。
by gaucho (2007-02-13 01:48) 

無我の境地には到達できそうにありません。
by mine (2007-02-13 05:26) 

やわらかさ、素敵です。
by ＪＯＹ (2007-02-13 13:32)