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Exhibition Vol372 [TOKYO都市へ。]

「TOKYO都市へ」から。

消える記憶。

千代田区九段下「竹平アパート」平成11年撮影。旧、憲兵隊司令部、下士官アパート。昭和10年に建てられた。

226事件が、昭和11年。当時このアパートは、超近代的な生活空間だっただろう。都市と農村の格差が広がり、口減らしで子どもが売られた時代だ。消えて行く記憶の中で歴史も忘れられて行く。この国の形は、時代をくり返すのだろうか。

平成12年、消滅。


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コメント 3

mine

うわぁ、消えそうな建物、早く撮っとかなきゃ。
by mine (2007-02-13 20:46) 

近代的な建物が、前近代的な建物とちがいその多くが壊されてしまいますね。この価値の差を考えました。
by (2007-02-14 13:00) 

古い建物が残らないのは、さみしい感じがします。
by (2007-02-15 21:23) 

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