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Exhibition Vol464 [Provence]

Arles

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夜明け、ローヌ川対岸からアルル旧市街を望む。

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駆け足で巡った南仏、短い時間だったが、得る物が多かった。反面、思い残す事の方が多く、新たな旅への思いが募る。夏の写真祭には、是非、ゆっくりと訪れたい町だ。ヒロミさんと別れ、アルルからジュネーブへ向かう。



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Exhibition Vol462 [Provence]

質実剛健 Chez BOB

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アルルのホテルへチェックイン、早々、私たちが今回の旅で一番楽しみにしていた、レストランへ向かう。それにしても、何も見えない真っ暗な湿原の道を走るのだが、本当にこんな所にレストランが在るのか?

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ここはChez BOB。数年前にヒロミさんに湿原の猟師小屋で鴨を食べさせる所が在ると聞き、何時か行きたいと願っていたレストランだ。↓
http://www.avignon-et-provence.com/camargue-restaurant/chez-bob/camargue-restaurant.htm
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この空気感、私が大好きな世界。気取らず、しかし時間と歴史を感じる。
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コクトーの直筆の色紙、フラメンコが題材なようだ。ここは地中海に面し、ジプシー文化やスペイン文化の影響を受けている。そしてピカソ、この地、サント・マリー・ド・ラ・メールに流れ着いた聖女マリアだろうか、それを囲み人々の踊りの輪が描かれている。↓
http://www.herbis-osaka.com/tabit/online/22/tabi.html
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まずは、前菜にやられた。木製の大きなボールに、新鮮な野菜、マッシュルーム、チコリ、ポワロ、トマト、ラデッイシュ、ゆで卵、それをアンチョビのオリーブオイルソースに合わせて食すのだが、野菜の味が濃く、旨味が凝縮している。そして自家製のチョリーソとパテ、特にパテはガツンとくる力強さだ。
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暖炉のオーブンで鴨を焼き始めた、遠火の強火、表面を一気に炙る。この後オーブンに入れるのだが、流石に旨味の閉じ込め方を知りつくした焼き方だ。
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鴨の脂で揚げた皮付きポテト、香ばしい鴨の香りときめ細かい肉質のジャガイモ、これだけで、参った。本当はこの場所の黒牛を食べようと思ていたのだが、伝統の保存食への興味が強く、メインは鴨のコンフィを選んだ。皮パリッと、中はジックリと鴨の脂のなかで時間をかけ凝縮した肉がホロリホロリと口の中で分解する。
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妻とヒロミさんの鴨が焼き上がった。日本で食べる鴨と風味が違う、あの、どくとく香りが、少し違うのだ。たぶん、環境や食性が違うのだろう、とても食べやすく、血の香ばしさも旨味もギュッと詰まった感じを受けた。ギョームさんは子羊のローストだ。
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素朴でクリーミーなフロマージュ。チョコレートムースにこってりとしたサバイヨンソース、飾り気がないのが良い、質実剛健、何とも言えない満足感が広がる。
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ビッシリと天井を埋め尽くす、ポスター、写真、絵画、すべて此処を訪れ、此処を愛するアーテイストの作品郡だ。この力強く実直な料理と空気感、本当に刺激的な時間を過ごせた。ボブさんありがとう!

Exhibition Vol461 [Provence]

Provence光の中へ。

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海岸線から湿原へ、今日も夕日に向かい走る。
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何となく、日本の農業や自然保護のイメージが広がるのだが。
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次元が違う感じする。数の数え方で、何やら言っている方は、本当に日本のあり方を考えていらっしゃるのか?
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来水域の風景、琵琶湖の北、湖北に近い光景なのかなと思った。
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この後、アルルへ入る。今回私たちが一番楽しみしていたレストランへ。

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Exhibition Vol460 [Provence]

Provence光の中へ。

Plaine de la Camargue(カマルグ湿原)

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カマルグ塩田の展望台、展望台と言っても海抜10mほど。
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見渡す限り塩田、グーグルの航空写真を見ると、その大きさに驚く。私の住む世田谷区、約2個分100平方キロmだ。

↓航空写真に切り替えて、是非見てください。

カマルグ塩田展望台



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展望台の駐車場にある簡素な土産物屋、もちろん此処カマルグの自然塩の販売所なのだが、かなり重い土産ものになりそうなので、この先の道中を考え購入は断念。
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紀伊国屋で買ったカマルグの天然塩、250gで600円弱。日本の天然塩もかなり高価なのでそれほど驚く値段ではないようだ。よく見ると錨のマーク、そう言えば、お土産屋さんの絵葉書にも書かれていた。
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サント・マリー・ド・ラ・メール「騎乗の牧夫の十字架」小ローヌ河口の町の紋章だそうだ。十字架は信仰、錨とトリダン(先端が三つ又に分かれたやす)は海と陸の人間の絆、ハートは愛と慈愛を現すそうだ。
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此処はローヌ川河口の三角州に広がる湿原。ローヌ川はアルルから、小ローヌと大ローヌに分かれる。楽しみしていた野生のフラミンゴ、時期や時間によっては大きな群れが見られるそうだ。
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車を停め、静かに近づこうとすると、彼らも少しずつ遠ざかる。100m以上離れているのに、野生の感だろう。それにしても美しい姿だ。
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川沿いを進むと。
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そこは、地中海だ。


↓カマルグ湿原
http://www.tourisme.ville-arles.fr/jp/a3/a3a.php#

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Exhibition Vol458 [Provence]

Provence光の中へ。


Hotel La Cabro d'Or (ラ・カブロ・ドール)黄金の山羊(この地方の伝説に登場する山羊)と言う意味だそうだ。
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併設されたレストランは、ミシュランの一つ星。ここはOustau de Baumaniere(ウストゥー・ボーマニエール)のセカンドホテル、本店のレストランは二つ星だそうだ。
http://www.oustaudebaumaniere.com/
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とりあえず、乾杯!妻が楽しみにしていたレストラン、メニューに悩む姿は、本当に楽しそうだ。
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妻とヒロミさんの前菜は、トリュフと生ハムの野菜サラダ。サックリと焼き上げられたビスケットの上にディプ状のソース、二人の表情を見ていると幸せそうだ。異なる食材と食感を大切に空間に盛りつけた感じだ。私はランゴスティーヌのアメリケーヌソース。エスプーマ状のソースは、海老の香りを閉じ込め、口の中で花開く感じだ。
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私は伝説の山羊ではないが、メインは山羊のロースト。たぶんアニョーと同じで乳飲み子の山羊だろう、臭みはなく、噛み締めると肉汁と共に、仄かに香ばしい血の香りが広がる。妻とヒロミさんは、黒鯛のポワレ、タップリとこの地方の香草が使われ、アッサリと仕上げられている。付け合わせが美しく絶妙の味付けで飽きる事が無い。デザートは撮影するのを忘れてしまった。
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食後、ラウンジでお茶を注文。地元で造られた多くの種類のハーブティーが用意され、すべて鉄瓶(たぶん日本の物)でサービスされる。少し誇らしく思えた、鉄瓶の良さを世界へ。このお茶のせいか、久しぶりにぐっすりと深い眠りについた。
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あっ!夜明け前に撮影に出かけるはずが、完璧な寝坊!太陽が上がってしまた。
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私達が泊まった部屋のテラス、4,5月ぐらいだったら、最高ですね。
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ゆっくりと滞在したいホテルだ。

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Exhibition Vol456 [Provence]

Provence 光の中へ。

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夕日に向かって、ギョームさんとっておきの風景のポジションへ急ぐ。
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細くうねった坂を登りきると、
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目の前に大きな太陽が現れた。その風景に、思わず息を飲んだ。
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あーっ、妙義山に夕日が・・・。何よそれ、ここはプロバンス、もう少し良い表現方法ないの!と、妻に怒られた。天候に恵まれたのは良いのだけど、風景に今一つ物足りなさを感じていた。出来れば、一カ所に数日滞在し、朝夕、天候の変化を感じながら撮影したい、今回はロケハンと割り切っていたのだが、案内していただいたポジションのポテンシャルは高く、心が糸を引くように残って、何か無念さ感じていたのだが。
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もう一カ所、良い場所が在るから急ごうとギョームさん。え、これ以上の風景、あの山の峠あたり、え!太陽沈んじゃたよ。
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もうすぐだよ、この先のカーブを過ぎると、ほら、ここだよ。
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流石です、ギョームさん。なんだか二日分の夕日を拝んだ感じで、心が満たされました、感謝です。
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旅行に出ると、何時も商売柄、何かに追いかけられるように夜明け前から日暮れまでシャッターを切る、今回は妻との記念旅行、本当は彼女を中心に動かなければと思いつつ、旅に出る度に、写真を撮る行為や行動を中心に考えてしう。今度は季節の移ろいを追いかけるように撮影したいね、住むしかないかな〜。妻の一言、もっと稼がなきゃ!御意・・・
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今夜の宿へ到着、ヒロミさんが妻と私の為に選んでくれたホテル、期待感が広がる。ここからは妻の時間軸だ。





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Exhibition Vol455 [Provence]

Provence 光の中へ。

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Exhibition Vol454 [Provence]

Provence光の中へ。
















↓リュベロンの谷に点在する町の頂上からの風景が、パノラマで楽しめます。
http://www.luberon-en-provence.com/paysagesa.html
↓Oppede-le-Vieux
http://www.vaucluse-visites-virtuelles.com/glvirtualbluepopouts/oppedeus.html

オペド


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Exhibition Vol453 [Provence]

Provenceへ。





アビニヨンでレンタカーを借り、ゴルドへ向かう。

Gordes



http://france-tourisme.net/pr-city-Gordes.htm

ゴルド Gordes



Robion



今回、お世話になる、妻の友人でパリを拠点にファッションや広告のプロデュース、コーディネターとして活躍されている、ヒロミさん。そしてヒロミさんの友人で、此処プロバンス在住の舞台装置家、ギョームさん、とっておきの風景を求め、作戦会議。

http://www.beyond.fr/villages/robion.html


初、プロバンス料理。ギョームさんおすすめの Cafe de la Poste、村の気さくな食堂と言う感じだ。私は鳥レバーのソテー、酸味が程よく、甘めのソースがレバーとからみ、口の中でトロける。少し量は多めだが、完食。妻はムール貝のカレーソース、凄い量だ、写真を撮り忘れたが、付け合わせのフレンチフライが最高!

Robion




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Exhibition Vol451 [Provence]


パリ、リヨン駅。

8時4分発。

10時43分、アビニヨン到着。気持ちの良い暖かさだ。気温14°体感的には18°的。

プロバンス、初風景。


この日の宿へ到着。いろいろな事が大変と思いますが。宜しく!


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