Exhibition Vol594 [TOKYO都市へ。]
最近は地下鉄での移動が多いのだが、渋谷から久しぶりに山の手線に乗る。車窓から夕暮れの光景を眺めるのも良いものだ。
新宿駅南口で待ち合わせ。ここは、昔の国鉄操作場跡地が再開発されて生まれた光景だ。高校生の頃、ここで、小荷物のアルバイトをしていた事を思い出す。西口のヨドバシカメラが、まだ倉庫で営業していた時代、高層ビルもやっと立ち始めた頃で、南口には今のような活気は無かった。
歳月は光景を絶え間なく変えて行く。記憶の中の光景は変わらないのだろうか。たぶん、自身の状況に応じて思いが添付され、実像と溶け合いながら、自身の都合の良い光景に見えるのかも知れない。
それでも過去の残像を探そうとする。自身の存在を確かめるように。
学生の頃の記憶が残る「ぼるが」、時間が止まった空間が今も存在する。若い人達と一緒にいると、自身の姿や年齢を忘れ、何時の間にか過去の光景の中に溶けている。
Exhibition Vol593 [TOKYO都市へ。]
ここは浜松町世界貿易センタービル展望台152m。東京タワーの高さが332m、丁度中心の大展望台が150m、水平線上に見える。東京タワーを眺めるにはとても良い高さのように思う。
東京タワーから眺める東京より、東京タワーが見える風景の方が東京らしい。久しぶりの雨、都市の熱が少し冷めたように感じる。
Exhibition Vol374 [TOKYO都市へ。]
「TOKYO都市へ」から。
消えた路線。
東京都西多摩群奥多摩町氷川。JR奥多摩線終点駅、奥多摩駅がある。曾て、この駅(当時、氷川駅)からダム工事専用鉄道、水根貨物線が現在のダムの脇、水根までつづいていた。谷間に見える橋が当時のまま取り残されている。
ダム工事は昭和23年に再開。昭和32年ダム竣工後まもなく廃線となる。写真は現在の桃ヶ沢トンネル付近。国道411号線沿いに廃線が残る。
奥多摩有料道路から、奥多摩楜を望む。
竣工当時は世界最大規模の貯水池だったそうだ。都市を見つめた時、目の前に見える風景を支えている、風景が何処かに存在している事を思う。
Exhibition Vol373 [TOKYO都市へ。]
「TOKYO都市へ」から。
都市に消えた村。
小河内ダム(奥多摩湖)昭和32年完成。
東京府小河内村。大正15年から始まった帝都のダム候補地がここに決まった。昭和7年、反対する村人を説き伏せた説得。「幾百万市民の命を守り、帝都の御用水のための光栄ある犠牲である」
昭和11年に着工するが、第二次大戦で昭和18年に中断。そして敗戦、帝都も消えた。
Exhibition Vol372 [TOKYO都市へ。]
「TOKYO都市へ」から。
消える記憶。
千代田区九段下「竹平アパート」平成11年撮影。旧、憲兵隊司令部、下士官アパート。昭和10年に建てられた。
226事件が、昭和11年。当時このアパートは、超近代的な生活空間だっただろう。都市と農村の格差が広がり、口減らしで子どもが売られた時代だ。消えて行く記憶の中で歴史も忘れられて行く。この国の形は、時代をくり返すのだろうか。
平成12年、消滅。
Exhibition Vol366 [TOKYO都市へ。]
Day by dayから。
「東京観光」
時々、はとバスに乗る。車窓の高い位置から、この都市を見ると、普段とは違う世界が見える時が有る。
SWC TMX
2月5日 月曜日 晴れ
午前10時、六本木で打ち合わせ。突然サイレンの音が響く。パトカーや救急車、消防のレスキューが目の前を通過して行く。
今日は東京タワーにロケハン。
六本木ヒルズの上空をヘリが舞う。後から知るが、麻布で射殺死体が車の中で発見されたそうだ。
この都市の正体は何なのか。知る事は不可能だろう。
Exhibition Vol365 [TOKYO都市へ。]
Day by dayから。
「東京観光」
SWC TMX400
Exhibition Vol201 [TOKYO都市へ。]
Landscape Vol179
「TOKYO都市へ。」
東京は砂漠と言うけれど。けっして一人では生きて行けないのだから。
自作PCカメラ、Super Angulon 65mm 400CN 4X5
Day by dayから。
8月24日
「アクシデント。」
今朝、バスのステップを踏み外し、コンクリート柱に頭を強打、救急車で運ばれた。機材をかばい、手が出なかった。前も2mの脚立から転落、じん帯を延ばした。この時も、手に持ったカメラを離さず失敗した。教訓が生かされなかった。危険な撮影は何度かやっているが、緊張感がある時はケガもしない。何気ない事が大きな事故につながるようだ。今日は仕事が無く、周りに迷惑をかけずに済んだが、私には、最近緊張感がたらないようだ。
トホホ、である。妻に言われた、「アホな亭主のままで良いから、元気でいてね。」
大勢の親切な方に助けられ、感謝します。慈恵医大の救急部のみなさんにも感謝です。
Exhibition Vol192 [TOKYO都市へ。]
Landscape Vol173
Day by day から。
「Empire Do Co Mo Tower」
PC NO1 4x5 Super Angulon 65mm 160VC
Exhibition Vol190 [TOKYO都市へ。]
Landscape Vol173
Day by day から。
「ある、夏の日。」
PC NO1 4x5 Super Angulon 65mm 160VC
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