Exhibition Vol262 [Espana]
METROPOLIS
Accident
Leica R6 Summilux-R50mm ILFORD XP2
公園を散歩していると、いきなり妻がハンドバックをひったくられた。私が数メートル離れた瞬間の出来事だった、気丈な人なので、ショルダーを離さず引き合っている。相手は若者二人、一瞬迷ったが、大声で「おんどりゃー!」と叫びながら、私が近づくと、彼らは、ショルダーから手を離した。しばらく睨み合ったが、私が大声で「ふざけるな!このやろー!」と怒鳴り続けると、こちらを睨みながら去って行った。我に帰り、廻りを見回すと、公園には妻と私しか居なかった。旅慣れた妻には珍しく、無防備だったようだ。公園の出口で、老婆が私達に対して何か怒鳴っている、彼女がリーダーのようだ、公園に入った瞬間から、私達は狙われていたようだった。先輩に十分注意するように言われていたのだが、後からとても怒られた。彼らはナイフも持っている事、重大な事件に巻き込まれた日本人の話を、先輩の友人から聞き、本当に運が良かったと思った。
Exhibition Vol261 [Espana]
Madrid
METROPOLIS
Hasselblad SWC 38mm ILFORD XP2
Exhibition Vol260 [Espana]
Day by day、から。
San Sebastion
マドリードの有名なバルやレストランには先輩に何軒も連れてってもらったが、この場所の食材は計り知れない力量が在った。心だけでなく、芯から満足した。
海岸の風景が心にしみる。
えっ!泳ぐの、?。
朝晩、海岸は犬達の散歩コース。
ここの魚は本当に美味い。
魚屋さん、とても日本の雰囲気。
アンコウの肝、商品価値の尺度は日本と同じ、特に頬肉ばかり集めて調理した料理はこの場所では最高級料理だ。この白い物はアンギュラス(鰻の稚魚)、オリーブオイルで揚煮にして食べる。とても高価だ。
赤い魚はヒメジ、日本ではおじさんと言う魚。そして鱸、牡蠣はブロンのようだ。
ペルセベス、日本名、亀の手。塩ゆでして、食べる。大きなな蟹はセントージョ、とても身がしっかりしている。そしてワタリガニ。右端の生物は食べたと思うが、忘れた。たしか柳川で食べた、貝に似ていたと思う。
そして、犬とお年寄り達がとても元気な町だ。
RICOH GR1 RDP
PENTAX MZ5 smc FA43mm f1.9Limited RDP
Exhibition Vol259 [Espana]
San Sebastion
「看板娘とシエスタ」
夜明け、町が動き出す。
市場へ行くと、もう商売をはじめている。
初めて、マドリードに行った時、自分の時間軸と、シンクロしてる感じがした。そんな時、長年現場で苦労されてる方が、言われた。極東の、何処かの国の政治家が、シエスタなどしてるからこの国はどうのこうのと言ったらしいと。
本物の文化を知らない、政治家が語る事無かれ。←自分も言えませんが。w! 最初は感覚的、文化的に、シエスタは合わなかったが、直ぐに、これぞ、生き方と思った。
実は、日本人の感覚と、一番シンクロしてる国かもしれない。
豊かな、食材、優しい思いやり。日本の田舎の時間軸だ。
Jenny、市場の一番の看板むすめ。先輩と私は虜になった。
町に火が灯る。シエスタを終えた、先輩と私は、また、バルへ向かう。
Linhof Technorama 612 PC Super Angulon 65mm RVP Sinar ND Gradation Filter
RICOH GR1 RDP
PENTAX MZ5 smc FA43mm f1.9Limited RDP
Exhibition Vol258 [Espana]
Day by dayから。
10月17日火曜日
bomberさんと青山のスペインバルpoco a pocoへ行く。後輩の紹介で通いはじめて、もう20年、大学の大先輩だ、世界中を撮影してまわり、スペインが気に入り、この店を開かれた。先輩は旅、料理、ワイン、釣り、パイプ、・・・、人生の楽しみ方の師匠だ。少し口うるさいがとても正直な人だ、何時も叱ってくれる、考えると、一度も誉められた事がない。どんなお客さんでも平等にあつかっててくれるが、礼儀に反したり、店の雰囲気を壊すような会話をすると即ペナルティーをくらう。しかし全てのお客さんが、先輩との会話を楽しみに、ここへ通う。初対面で、先輩は、bonberさんを大変気に入ったようだ。写真の話を閉店ちかくまで楽しんだ。
http://blog.so-net.ne.jp/hyperbomber/2006-10-18
先輩と二回、スペインを旅した。最初はマドリード、バルセロナ、行く先々に友人がいて、沢山の知らない世界を見せてもらった。その中で、先輩が一番大好きな場所がサン・セバスチャンだ。大西洋岸、フランスとの国境近く、バスク地方。美しい海と、町、そして食文化、素晴らしい都だ。
San Sebastion
旧市街のバルが立ち並ぶ通り。
店の灯りに吸い込まれる。
カウンターのみ、立ち食いだ。目の前には沢山の料理が並び、全て少量のポーションで食べれる。地元人は一皿か二皿、そして地酒(シールドのような)、ワイン、そして会話を楽しむ。
先輩は丁寧に味を確かめ、味わう。私ばくばく食べてると、お前、しっかりと味わって食え!味もその国の文化、ちゃんと頭で食え!えっ。生ビールをゴクゴク一気飲みすると、先輩に回りを見てみろと言われた。
店のご主人、地元のお客さんの視線が私に集まっている。郷に行っては郷に従えだ、回りの飲み方、見てみろ。のどごしで飲むのは、日本人とアメリカ人だけだ。はい!
バルをハシゴ、夜遅くまでご指導願った。
夜中、早朝撮影して、昼寝る、夜はバル、時差がまったく関係ない生活になった。
深夜4時頃から、町を清掃車が回り、水を撒きながら、ブラシがグルグル回る車で町中を掃除する。夜が開けると、きれいにゴミ一つ無い美しい町になっている。
Linhof Technorama 612 PC Super Angulon 65mm RVP Sinar ND Gradation Filter
RICOH GR1 RDP
PENTAX MZ5 smc FA43mm f1.9Limited RDP
Exhibition Vol257 [Espana]
San Sebastion
Linhof Technorama 612 PC Super Angulon 65mm RVP Sinar ND Gradation Filter
RICOH GR1 RDP
PENTAX MZ5 smc FA43mm f1.9Limited RDP
スペイン サン・セバスチャン
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