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Exhibition Vol513 [写真展案内]

小野 隆行 写真展
名称未設定 1.jpg
この人達、何処の国で撮影されたのですか?初老の御夫人が小野くんに質問した・・・。私達が日常目にする光景の中に異国が存在しているのだろうか、社会と同化しなければ、この国では認識されないのだろうか・・・。今回の作品は2008年8月から今年の4月まで、路上で100人以上に声をかけ、生きる事の本質は何か、彼らに正面から向き合い自問自答しながら撮影した肖像写真群だ。
_DSC9093.jpg
taka.jpg
何故「青の肖像」なの?最初の印象です。そうかブルーね。でも、彼らに向き合うちに、彼らの生き方の方が自由で人間的に見えてきて・・・。
一枚一枚の肖像写真に、痛々しさや暗さは感じない、寧ろ生きる力、生き抜く力を感じた。あざとさなど微塵も無く、写真の中の人々は、この若者の人となりの良さ、人間としての本質的な何かを感じ、カメラの前に立ったのだろう。
小野くんのカメラを構えた姿が、彼らの瞳の中に焼き付けられていた。

100点の中から、彼自身がプリントした35点が展示されている。

ギャラリートーク
10月3日土曜日、午後1時〜2時

10/1日(木曜日)は授業のため会場には行けないそだが、それ以外は最終日まで会場に詰めているとの事、是非、会場で話かけてみてください。
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コメント 5

こまっちゃん

ポスターの写真からは、「痛々しさ」は私も感じません。
最近の写真集を見ていると日本、海外ともに「痛々しさ」がすごく強いものが多いと感じます。実際にそうなのか、そう思いたいだけなのか・・・
by こまっちゃん (2009-09-29 21:42) 

monk

『生きることの本質』ちょうど僕も今その課題に直面してるところです。

by monk (2009-09-29 22:11) 

MINIPOLO

とにかく写真が見たくてたまりません。
もっと写真展に通わなくては。
by MINIPOLO (2009-09-30 22:18) 

eiichiBOX

tm-photoさん
ご訪問ありがとうございます。

こまっちゃんさん
作者がどうしても入り込んでしまうと絵が強くなりすぎる事ありますね、
また、編集者の思惑が違う方向になる事も、今回の小野くんはとても冷静に客観的な目で制作している事に感心しました。

MONKさん
自分の生きる本質、自分では見失いがちですね、自分も他者の作品の善し悪しは冷静に判断するのですが、自分の表現となると客観視できなくなります、自分を見守ってくれる友人達に感謝の日々です。

MINIPOLOさん
小野くんの個展良いですよ、是非お時間が合いましたら御一見ください。
MINIPOLOさんの写真展も見たいです。
夫婦展も良いかも^^。

末尾ルコ さん
ご訪問ありがとうございます。

Mercheさん
最近コメント出来なくてすいません。
blogも最初の頃とは少し自分の中で受け入れ方が変わって来てる気がして。
by eiichiBOX (2009-10-01 03:32) 

eiichiBOX

SILETNT さん
masugi さん
ありがとうございます。
by eiichiBOX (2009-10-13 07:45) 

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