Exhibition Vol476

日々

今日から、四谷のRooneeで、写真家山下恒夫さんの写真展「日々Ⅱ」が開催されている。




2003年、写真雑誌に掲載された、一枚の写真に心が動いた。柔らかな木漏れ日の木陰で、ゆったりと時間を過ごす老婆の幸せな表情、スクエアな画面に満ちあふれる空気感、当時、なれないデジタル作業で、なにやら写真に対する気持ちが、ゆらゆらしていた私を原点に引き戻してくれた。
↓島の時間












↓風の旅人31号に掲載されています。
http://www.kazetabi.com/bn/31.html?Page=2




↓2007年にコニカミノルタで開催された「もうひとつの島の時間」
http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2007july/gallery_b_070629.html
山下さんが、学生時代（24年前）に初めて訪れた先島諸島の時間から現在の時間までが刻まれたいた。その写真に対するブレの無さに感銘を受け、写真の本質に対しての気持ちを、改めて考えさせられた。
今回の写真展「日々Ⅱ」も、何気ない日常の中の一コマなのだが、彼の写真に対する真意な極め細かさと言うか、自分の心の見せ方に参った。是非御一見ください。
↓2004年にコダックフォトサロンで開催された「日々Ⅰ」
http://www.ipm.jp/ipmj/gallery114/guest/yt.ht




↓四谷Rooneeにて6月15日まで。
http://www.roonee.com/acsess/index.html



↓山下恒夫HP、必見です！
http://www5d.biglobe.ne.jp/~yamafoto/index.html

コメント 1

柔らかいトーンのモノクロですね。最近ざらざら系をよく見るのでほっとしました。

by こまっちゃん (2008-06-10 23:21)