Exhibition Vol443 [ふらっと]
至福の時
日本の斧とは形が少し違う、ベンさんの母国オーストラリアの木はとてもきめが細かく堅いそうだ、日本では雑木を細かく鉈で裂くように割るが、木の太さや大きさが根本的にちがうのだろう。それにしても、斧を持つ姿が決っています。
パワフルな薪割り、幼い頃に兄弟で薪割り競争をしたそだ。大変な作業だけど、とても楽しそう、男の世界だ。
ストーブに火が入り、ダイニングがポカポカジワジワと暖まり始める。そろそろ夕食の仕度。
コックコート姿も決ってますね。それでは、斧をフライパンに持ち替え、宜しくお願いします。
スターターはカボチャのポタージュ。濃厚な旨味の中に仄かなサワークリームの酸味が良く似合う。身も心も胃袋もポカポカと暖まる。
栄螺のエスカルゴ風と焼きたてのパン。たっぷりと栄螺の肝の旨味が溶け込んだオイルに、コリコリ新鮮な栄螺の身。
パンにオイルをタップリと浸し、栄螺をのせて、パクリとやる。あ〜っ、幸せだ。
いしるの旨味が際立つ槍烏賊の墨ソース。仄かに香辛料の香りのする鰹のたたき。梅肉ソースの鮃。白ワインがすすむ。
この時期、ふらっと定番の香箱蟹の手打ちパスタ。
殻の卵とみそを、丁寧にとり、混ぜ合わせる。蟹のすべての旨味がムチムチの麺の表面にまとわり付く、それを一気に食う。食い終わった瞬間、満足感と充実感が広がる。
鮟鱇のソテー、肝ソースかけ。ネッチリと張りのある白身に濃厚で旨味の凝縮したソース。言葉を失う。
止めが、あわびの肝ソース。もう駄目押し!今回は質実剛健、力強い料理を官能した。
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豊かな気分を満喫できそうですね。
by (2007-12-27 18:03)
エスカルゴ、買っていきましょうかw
by きりきりととと (2007-12-27 23:04)
薪割りなら子供の頃よく手伝いました。
いしるに肝ソース、最高のソースでしょうね。
by gaucho (2007-12-28 03:31)