Exhibition Vol310 [磯八]
Day by dayから。
12月10日 日曜日 曇り。
「キトキトのブリ」
ここは、富山県氷見にある料理屋さん「磯八」。4、5年前、初めて訪れ、ご主人の素材を見抜く力と腕前に、私も妻も惚れ込んでしまった。以後、年に2、3回、訪れるようになったが、今年は機会に恵まれず、やっとスケジュールを合わせ、うかがった。
まずは、王道。ブリの腹身、上品な油が口の中でサラっと消える。妻を見ると言葉を失っている。
ぶり大根。珍しい味噌味。味付けは薄味だが、ぶり本来の味と風味を味わう事が出来る。本当に新鮮な「あら」だからこそ出来るのどだろう、臭みの欠片もない。ご主人の顔を見てただ唸るだけだ。
ぶりしゃぶ。少し口が脂っこくなった所で登場。丁寧に引いた出汁に水菜としめじ、粋な鍋は、具はシンプルな方が良い。本当に丁寧な仕事に頭が下がる。
ぶりの南蛮漬け。中身がレアーで、表面をさっと炙った身をタレに漬けてある、柑橘系の酸味と酢のバランス、ぶりの風味を壊さないように味付けされている。口の中で溶ける。北陸地方の、この時期の伝統食「かぶら寿司」。麹の甘味とかぶ、ぶりのバランスが見事、先人の知恵に感謝した。
これ、食べてみて、と、出されたのが、蟹味噌の茶碗蒸し。熱々を口に頬張ると、濃厚な蟹味噌の風味が口いっぱいに広り、ふわふわと滑らかな感触が喉元で消える。また妻と顔を見合わせお互いに頷いた。
Caplio R4
Day by day から。
12月11日 月曜日 曇りのち晴れ。
「再会」
早朝、低くたれ込めた、雲の下に立山連峰が見える。
海岸線の道路で穴水へ向かう。天候が回復し、気持ち良い旅になった。
撮影も順調に進んだ。夕方、穴水へ、少し雲行きが怪しくなったが、天候の変化が激しい方が、風景は面白い。
能登町に在る。民宿「ふらっと」。ここのご主人の料理と天使のような子供達に会うのが目的。
いつもの部屋。窓の外は海。これから食事の後、子供達と写真遊びだ。少し早いクリスマスプレゼントに歓声をあげながら走り回っている声が聞こえる。^^
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なるほどぉ、こちらのお子さんですか!!
それにしてもブリ、旨そう・・・
このブリの眼の周りのゼラチンが食べたいです。
by mine (2006-12-11 19:30)
一番下の写真、小野寺さんの帽子が写ってゐるところがニクイですね。^^
by Abraxas XIV. (2006-12-11 19:37)
ブリの刺身~。本当に美味さうですね。
よだれが出さうです。日本に帰りたくなりました。
by Abraxas XIV. (2006-12-11 19:42)
うまそうにもほどがあります。(笑)
by ccq (2006-12-11 20:43)
どれもこれもうまそうです。特に蟹味噌の茶碗蒸が…
by (2006-12-11 21:55)
日本海のブリは甘いですよね~。お正月に帰省したら食べまくる予定です~^^
by (2006-12-11 22:53)
あー、ブリ、いいっすねー。
だけど食べ物の写真、お仕事風な写りでちょっと。
by きりきりととと (2006-12-12 03:34)
ブリ、おいしそう!蟹味噌の茶碗蒸、食べてみたいです~♪
突堤を歩くおじいさん?の姿、広がる風景・・・胸に迫りますね。。
写真遊び、楽しそう!^^
by JOY (2006-12-12 09:36)
ぶり、鰤・・・お魚の中では一番好きです。
by 吉田さん (2006-12-12 13:19)